MF樺山諒乃介が2発!興國が帝塚山泉ヶ丘を下し準々決勝に進出

 10月27日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選2次予選6回戦がJ-GREEN堺で行われ、J注目選手でU-17日本代表候補の樺山諒乃介が2ゴールの活躍で興國が帝塚山泉ヶ丘を下し準々決勝に進出した。

序盤から興國ペースで試合は進む。25分、興國は2番DF中島超男が右サイドを突破しクロスを上げる。このボールはディフェンスにヘディングでクリアされるも、ペナルティエリア内でそれを拾った10番MF樺山諒乃介がすかさず左足を振りぬくと、シュートは逆サイドネットに突き刺さる。J注目の男が早速その力を魅せると、更に30分、樺山は左サイドからボールを呼び込むと、ドリブルで一人剥がしてペナルティエリア手前から左足でミドルシュートをニアサイドに突き刺す。「監督からずっとシュートの時の振りのところはいつも言われていて、メッシの動画とかを送ってもらって練習している」という、ディフェンスが足を出すタイミングがない程の足の振りの速さで樺山が一気に2ゴールを挙げる。前半は2-0興國リードで折り返す。

後半に入っても興國ペースは変わらず。56分、J2金沢内定の8番DF高安孝幸が右サイドの裏を抜け出し、横パスを送るとフリーで中を並走していた9番FW杉浦力斗がこれをゴールに流し込み、興國がダメ押しの3点目を奪う。80+1分に帝塚山泉ヶ丘が24番MF渡部幹太の意地のゴールで1点を返すも時すでに遅し。そのまま3-1で興國が勝利し準々決勝に進んだ。

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▽第98回全国高校サッカー選手権大阪予選
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