金光大阪が劇的勝利 東大阪大柏原は準々決勝で散る
11月3日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選準々決勝が鶴見緑地球技場で行われた。5回戦で桃山学院、6回戦で大阪桐蔭と強豪を破ってここまで勝ち上がってきた東大阪大柏原と、6回戦で前年チャンピオンの大阪学院大高を破って勝ち上がってきた金光大阪の一戦は延長戦の末、金光大阪が東大阪大柏原を下し準決勝へ進出した。
東大阪大柏原1番GK武村真央、金光大阪1番GK村田智哉、この両キャプテンが共に1番を背負いゴールマウスを守るこの一戦はGKの重要さを再認識させてくれるゲームとなった。この両GK、セービング技術の高さはもちろんのこと、キックの飛距離と精度が共に高くキャプテンとしてコーチングでもチームを支える大黒柱だ。
金光大阪は縦のロングボールと両サイドからのロングスローを使い東大阪大柏原に圧力をかける。対する東大阪大柏原もGKとDFが何度もロングボールを跳ね返し、中盤の底で8番MF筒井稜大がセカンドボールを回収していく。それでも金光大阪が押し込み始めチャンスを作っていく。しかし、最後のところで1番GK武村真央が立ち塞がりゴールを決められず0-0で前半を終了する。
▽第98回全国高校サッカー選手権大阪予選
第98回全国高校サッカー選手権大阪予選