10月19日、第98回全国高校サッカー選手権新潟予選3回戦で、開志学園JSCと新潟南の一戦が行われ、5-0で開志学園JSCが快勝した。

　開志学園JSCのスターティングメンバーはGKに加藤留納、DFラインに3番長井駿太郎、6番渡部幸輝、4番工藤駿、MFに15番関谷譲嗣、7番大澤志苑、14番元田陸、12番中里聖斗、5番佐藤汰生、FWに23番松田健吾、9番水上渓。対する新潟南のスターティングメンバーはGKに大滝健希、DFラインに2番渡邉貴登、3番藤間貫太、15番高橋奏太、19番宮本奨也、MFに6番齋藤[石津1] 侑生、7番五十嵐壮太、8番澁木藍、16番陽田築、FWに10番渡邉裕真、18番揚航太郎。

　前半開始から開志学園JSCがボールを持ち、相手を押し込む展開になる。開志学園JSCは3番長井駿太郎・4番工藤駿からのビルドアップで始まり、7番大澤志苑、14番元田陸が中盤の底に降りてきて受け、攻撃のスイッチを入れるパスを供給する。15番関谷譲嗣、5番佐藤汰生がタイミング良くサイドを駆け上がり、23番松田健吾が裏のスペースを狙い、9番水上渓は身体の強さを活かしボックス内で勝負する。新潟南は守備に奔走する時間が多いが、16番陽田築、8番澁木藍が鋭いプレスでボール奪取を狙い、7番五十嵐壮太は中盤の底からのインターセプトで前線につなぎ、10番渡邉裕真は前線でチャンスを伺う。

　開志学園JSCはボールを持ちながらも、なかなか点に結び付けることが出来なかったが、前半28分に試合が動く。23番松田健吾がゴール前の混戦からバウンドしたボールを豪快に振りぬき、ゴールネットを揺らす。1点のビハインドの新潟南は10番渡邉裕真が前線から気迫のこもったスライディングやシュートでゴールに迫るも、3番長井駿太郎、4番工藤駿に阻まれゴールには至らず。前半はこのまま開志学園JSCのリードで折り返す。