今大会4試合19得点と攻撃陣が絶好調の東福岡と、PK戦2試合をものにするなど今大会を粘り強く勝ち上がってきた青森山田が激突したこの準決勝。前半に効率よく得点を重ねていった東福岡が序盤のリードを守り切り勝利を収めた。
立ち上がりから絶対的な突破力を誇るMF増山朝陽、MF赤木翼の両ワイドを軸に東福岡がサイドを制圧。3バックで挑んだ青森山田守備陣の両ウイングバックを序盤からゴール前に押し下げた。すると、前半11分に中央でボールを受けた主将MF中島賢星がゴール前に走り込んだFW木藤舜介にスルーパス。これを冷静に右足でゴールに流し込み幸先よく先制に成功した。