一方、MF石上輝を主将に据えたボトムアップ理論を掲げ、全国まであと一歩に迫った快進撃から1年、2年連続の西が丘を目指す堀越。この日の狙いはカウンター。2トップを組むFW新井真汰、鈴木龍河の2人をターゲットにゴールに迫る。
すると堀越は17分、劣勢の中ワンチャンスをモノにした。
DF冨樫草太のロングフィードから、相手DFラインの裏へ抜け出したFW鈴木龍河がゴール。この試合初めての好機を確実に仕留め、今大会ここまで無失点を継続していた日大豊山から堀越が先制に成功。
なおも冴える堀越のカウンター。
27分、敵陣でボールを奪うとMF斎藤拓磨、MF小磯雄大と繋ぎ最後はFW新井真汰が狙うもクロスバー直撃。続く28分にはMF齊藤一輝の右クロスから、FW鈴木龍河がシュートを放つも、これは日大豊山GK栄田将也が片手一本で弾き出した。