岡崎城西、愛工大名電を下し大会制覇

岡崎城西vs愛工大名電(写真=松尾祐希)

 今年2月に開催された愛知県新人戦のファイナリストが雪辱を晴らし、歓喜の瞬間を迎えた。

 7月12日、愛知県の豊田市陸上競技場などで“Copa Aichi”の2日目が行なわれ、15時10分から行なわれた決勝で岡崎城西が5-0で愛工大名電を下した。

 愛知県でインターハイの代替大会の開催が見送られた事で、岡崎城西・金重卓広監督と名古屋・山田武久監督が中心となって“Copa Aichi”を企画。本来であれば愛知県の全高体連での開催を考えていたが、資金や日程などの関係で県新人戦ベスト8進出チームによる大会となった。

 クラウドファンティングで運営資金を集め、会場の確保では豊田市が協力。「3年生のために大会を行ないたかった」という大人たちの想いは身を結び、7月11日から2日間の日程で大会が開催された。

 レギュレーションも3年生全員に出場機会を与えるために特別ルールを策定。登録メンバーは3年生のみとし、全ての選手が15分以上(初日は1人30分)出場する。そのため試合時間も30分×3本(初日は30分×4本)とし、全選手がピッチに立つ異例の様式で実施された。

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▽Copa Aichi 愛知杯
Copa Aichi 愛知杯