山梨学院高等学校が辛抱強い守りからしぶとく1点をもぎとって勝利!

山梨学院イレブン(写真提供=オフィシャルサポート)

 2021年1月2日、NACK5スタジアム大宮で行なわれた第99回全国高校サッカー選手権大会2回戦、山梨学院高等学校(山梨)対鹿島学園(茨城)は、先制した山梨学院が鹿島学園の攻撃を好守でしのぎきり3回戦への進出を決めた。

 互いにボールを持って前に運ぼうとする両チームは、試合序盤から攻守で激しく衝突。互いに中盤で相手にプレッシャーをかけ合い、攻守を目まぐるしく変えながら試合を進めていく。鹿島学園の長身FWエゼトベチクに一瀬大寿をマークにつけて対応する山梨学院に対して、鹿島学園も遠藤聖矢・瀬口雄翔を中心とした守備で山梨学院の野田武瑠に自由を与えず、互いにシュートシーンまで持っていかせない。前半の飲水タイム後、鹿島学園はエゼトベチクが中盤まで下がってボールに関わり、サイドの突破からチャンスをシーンを作っていくが、ゴール前中央を固める山梨学院の守備を割ることができず0-0で前半を終了。

【次のページ】 後半もサイド攻撃からチャンスを作っていく鹿島学園

▽第99回全国高校サッカー選手権
第99回全国高校サッカー選手権