長崎総科大附、岩永空潤のスーパーゴールで長崎南山を振り切る!

1点を争う展開となった一戦

 直近10年で7度の選手権出場を誇る長崎総科大附が決勝進出を決めた。

 11月3日、高校サッカー選手権の長崎県予選準決勝が行われ、長崎総科大附が5年ぶり2度目の出場を目指す長崎南山と対戦。1点を争う展開となったが、岩永のスーパーゴールで相手を振り切った。

 試合は立ち上がりから一進一退の攻防となり、互いに良さを出し合う展開になる。長崎総科大附は左サイドハーフの岩永空潤(3年)を軸に攻め込み、守備でも球際で激しいディフェンスを見せて相手に付け入る隙を与えない。一方の長崎南山はボランチのMF原輝夢(3年)を起点にショートパスを繋いで好機を作った。その拮抗した中で先にスコアを動かしたのは長崎総科大附。前半7分に右サイドハーフの矢野元太(3年)のお膳立てからトップ下の別府史雅(2年)が先制点を決めた。

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▽第99回全国高校サッカー選手権長崎予選
第99回全国高校サッカー選手権長崎予選