9月24日、降りしきる雨の中T1リーグ第17節、駒沢大学高等学校vs堀越高等学校の試合が18時に駒沢第2球技場でキックオフされた。
16試合を終え9勝5分2敗で2位につける駒澤大学高等学校、対する堀越は1試合少ない4勝2分け9敗で9位。キックオフ直後から駒澤大学高等学校ペースで試合は進む。
駒澤大学高等学校が2分にファーストシュートを放つと、3分にもFW安藤丈がセカンドボールを拾ってそのままPAに進入し自らシュートを放つがこれは枠の外。続く4分FW7番が左サイドを突破しシュートするがジャストミートできず。さらに6分にMF鈴木隆作の左サイドからのクロスを安藤がヘディング、9分、7番がミドルシュートを放つなど、駒澤大学高等学校の素早い出足に苦しむ堀越。なかなかシュートまで持ち込めずにいたが、20分を過ぎたころから駒澤大学高等学校の早いプレッシャーになれてきたのか堀越らしいボール回しが見え始める。
22分、堀越CKから最後はDF4番がシュートを放つがゴールマウスの右に。
23分、駒澤大学高等学校は左MF山口将広がDFラインの裏に抜け出しゴールを狙うがこのシュートはキーパー正面。26分にも鈴木が直接FKを狙うがコースが甘くGKに防がれる。
28分堀越、右サイドを15番が駆け上がりそのままクロス。中で石上輝が狙うが惜しくも右に外れた。
堀越の攻勢は続く。30分11番の右CKからキャプテンDF3番が打点の高いヘディングを放つが運悪くGKの正面。
31分、堀越のCKを駒澤大学高等学校がクリアし山口へ。自陣から堀越ゴールへ1人で持ち込むがシュートはゴールを割ることはできない。
35分には堀越右DF20番、FW19番、7番と綺麗に繋いで最後は左サイドの9番がゴールを狙うがこれはGKに防がれる。流れは徐々に堀越へ。
すると40分スピードのある19番が右サイドでボールを受けてDFに囲まれるが粘り強くキープ中に折り返す。するとボールは敵味方に当たりゴール前混戦に。
DFラインとGKの間にこぼれたボールに堀越・石上輝がいち早く反応しゴール左に蹴り込み堀越が先制。
45分に駒澤大学高等学校のCKに3番が合わせゴールと思われたボールはゴールラインギリギリで9番がクリアしピンチを防ぎ前半終了。堀越が1点をリードして折り返す。