夕陽丘がシードの堺西を撃破

　9月19日、第99回全国高校サッカー選手権大阪予選1次予選3回戦がJ-GREEN堺で行われ、夕陽丘と堺西が対戦し前後半０-０でPK戦までもつれた一戦は、（PK４-２）夕陽丘が勝利した。勝利した夕陽丘は2次予選に進出し4回戦で同志社香里と対戦する。 今年の高円宮杯JFA U-１８サッカーリーグ OSAKA２部リーグBグループ所属の堺西はシードの為この3回戦から登場。対する高円宮杯JFAU-１８サッカーリーグ OSAKA４部リーグ全勝無失点で好調の夕陽丘は1回戦で東に0-0PK勝ち、２回戦は５-０と無失点のまま3回戦まで駒を進めてきた。

　前半、夕陽丘は集中したセットディフェンスからのプレッシングによるボール奪取、更にそこから切り替えて質の良いカウンターを仕掛ける。10番長田光生のしかけにより得たCKから４番安川友太がビッグチャンスを迎えるも決めきる事は出来ず。一方、堺西はパワープレーのポテンシャルに加え、全体でボールを保持する形を遂行。更に8番福井奎吾、9 番原田七輝、10番山本壮馬の左右サイドでのしかけで応戦していくが均衡を崩せず、前半は 0-0 で折り返す。

　後半序盤も両者が激しいプレスとアップテンポな攻撃を展開。後半18分、夕陽丘10番長田光生が右サイドの突破から絶好のチャンスを迎えるもゴールには至らず。左サイドの後半から出場の18番山本聖大が小回りの聞いたドリブルとターンで相手を圧倒する。しかし、堺西は苦しい時間帯に屈強なDFライン2番兼本陽生、３番梅野大吾、4番廣瀬耕平、5番中野未来翔が夕陽丘の攻撃を跳ね返し後半が終了する。 前後半で決着がつかず 勝負はPK戦に持ち込まれる。 迎えたPK戦では夕陽丘GK1番六畑陽貴が活躍しPK を2本止める。 夕陽丘は４本全てを落ち着いて決めて夕陽丘が勝利し、2次予選に進出を決めた。

(文・写真＝谷口一樹)