逆転勝利の都立深川イレブン

　9月12日、 第99回全国高校サッカー選手権大会の東京都予選1回戦、都立深川対都立葛飾商が行われ、都立深川が逆転勝利をおさめめ次戦に駒を進めた。

　前半6分に思わぬ形で先制ゴールが生まれた。都立葛飾商は8番北野渉が自陣からロングシュートを放つと、バウンドしたボールは雨でスリッピーなグラウンドで加速しそのままゴールへ。試合開始早々に1点を追う展開となった都立深川も、前半15分に10番佐藤瞳弥がミドルを放つもゴールにはならず。

　都立深川はセンターバックがワイドに開きキーパーをいれてビルドアップする。押し上げた右サイドバック2番山本拓斗が積極的に攻撃参加し、8番白濱陽晟が前線でDFラインの裏をつく。10番佐藤瞳弥は持ち前の技術を活かし相手の間でボールを受ける。対する都立葛飾商は10番田澤優弥、11番森淑教、13番坂野輝波が前線から連動した守備でボールを奪いに行く。チャンスとみるや16番長谷部友貴が長い距離を左サイドから駆け上がる。

　前半26分、都立深川2番山本拓斗が自ら右サイドて獲得したフリーキックを蹴ると、ファーサイドの絶妙な位置に落ちたボールを5番望月星吾がヘッド。ボールはバーにあたり混戦となるも都立葛飾商にクリアされゴールには至らず。前半は1-0都立葛飾商リードのまま終え、試合は後半へ。