勝利を喜ぶ淑徳巣鴨イレブン

　9月27日、 第99回全国高校サッカー選手権大会の東京都予選ブロック決勝、都立文京対淑徳巣鴨が行われ、終盤に奪った1点を守り切り淑徳巣鴨が勝利し、都大会進出を決めた。

　都立文京は10番君塚勇斗が中央で試合をコントロール。11番坂井理玖が左サイドで快速を活かし、9番氣賀澤拓夢はトップの位置でトリッキーな動きで相手を翻弄する。
　淑徳巣鴨は前線で7番牧野直紀がドリブルで仕掛け、10番柏原翔太が中央からパスを配給する。5番塩凛太朗がDFラインからフィードキックで攻撃に繋げる。

　両者前線から激しくぶつかり合い、油断出来ない状況が続く。淑徳巣鴨は7番牧野直紀と10番柏原翔太が上手く関わりながらゴールに素早く迫ると、高い位置では右サイドを起点に6番長浜結宇や中盤22番宮武琉なども積極的にボールに絡む。都立文京は10番君塚勇斗がボールサイドに顔を出し、細かいパスで攻略を図る。前半は両者決定的なチャンスを作れず、0-0で折り返し試合は後半戦へ。