「今の最悪な状況があって良かったと思えるように改善していきたい」選手権を控える初芝橋本は順位決定戦で完封負け
大阪産大附イレブン
12月5日、高円宮杯JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ2020関西の順位決定戦がJグリーン堺で行われた。Aグループ7位の初芝橋本とBグループ7位の大阪産大附の対戦は、前半に2点を挙げた大阪産大附が2-0で勝利した。この結果、13位に大阪産大附、14位に初芝橋本という最終順位となった。
序盤から両チームともアグレッシブに攻め合う展開。すると16分、大阪産大附は7番MF鍋嶋泰志の左CKにゴール前で13番MF高宮悠斗が頭で合わせて先制。失点した初芝橋本もすぐさま反撃。17分、左サイドを崩してクロスボールを送ると、ゴール前でフリーになった14番FW前田拳志が右足で合わせるも、シュートを浮かしてしまい決定機を活かせない。その後も9番FW樫村宝を起点に初芝橋本が押し気味に試合を進め、35分には左サイドからのクロスに10番MF西淵啓斗がゴール前で合わせ、ボールはゴールに吸い込まれたが、相手GKとの接触によりファールの判定でノーゴールに。すると45分+2分、押し込まれていた大阪産大附が9番FW増田哲平のポストプレーからロングカウンターを発動。増田の落としからMF高宮が縦に運び、FW増田へのリターンが一度はカットされてしまうが、増田が奪い返して裏に抜け出し右足でシュートを決めてゴール。前半終了間際に追加点を決めた大阪産大附が2点リードで前半を折り返す。
▽高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020 関西
高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020 関西