旭川実業Aと東山の一戦は、4-2で旭川実業Aが勝利

 「第18回金沢ユースサッカー大会2020 supported by Athle」の2日目が8月6日に石川県内の各会場で行われた。グループAの旭川実業Aと東山の一戦は、4-2で旭川実業Aが勝利した。

 前日に和倉招待を終えた旭川実業だが、夏の強化遠征は続く。能登半島から金沢市へとスライドして挑む今大会はAチームとBチームに分かれての参戦で、「悔しい結果で終わった和倉ユース(5位)の経験を活かして、この大会に挑んでいる。昨日の結果は不甲斐なかった(SC相模原U-18に2-3で敗戦)けど、引きずっても仕方ないので気持ちを切り替えて得点に拘っていこうと意識した」(38番DF長代和)。

 連戦による疲労も隠せないが、「みんな疲れが出てきているけど言い訳できない。この暑さに慣れて全国で戦えるようになるため、全員でタフに戦おうと心掛けた」(長代)。和倉ユースで全国の強豪から学んだ試合の入り方を意識し、序盤からアグレッシブな姿勢を披露。前半3分には前線で相手のパスミスを拾った74番FW河合駿樹のパスから、42番FW安藤望がボレーシュートを放つなど、高い位置でのボール奪取から素早く相手ゴールを目指した。12分には左サイドを上がった34番DF木村康志がゴール前にパスを送ると、河合、30番MF村口幹汰と繋ぎ、長代がシュート。この一撃が決まり、旭川実業が先制した。20分には中盤からドリブルを仕掛けた河合がゴール前にスルーパス。後方からPAへと飛び出した村口が冷静にゴールの隅に決めて、東山を引き離した。

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