粘り強く戦った神村学園が今シーズン2勝目

神村学園が今シーズン2勝目(写真=松尾祐希

 9月26日、スーパープリンスリーグ九州の第4節が各地で行われ、日章学園人工芝サッカー場では日章学園と神村学園が対戦。注目の強豪校対決はいきなりスコアが動く。

 開始4分、神村学園は相手のミスから好機を掴む。相手DFがゴール前で浮き玉の処理を誤ると、ボールを奪った右サイドハーフの佐藤璃樹(2年)が冷静にネットを揺らした。

 4−1−4−1の布陣で挑んだ神村学園は先制点を奪うと、パスを丁寧に繋いで追加点を目指す。しかし、中盤の激しいプレスを掻い潜れず、思うようにボールを運べない。アンカーの主将・永吉飛翔(3年)、インサイドハーフの大迫塁(1年)も良い形でボールを受けられず、相手に奪われる場面が目立った。15分を過ぎた頃から相手に主導権を握られると、ボールを追い掛けたことで体力を消耗。後手を踏む形となり、木脇蓮苑(2年)や葭岡遥来(2年)の2トップにチャンスを作られる場面が増えた。40分過ぎに永吉が負傷交代するアクシデントにも見舞われたが、GK吉山太陽(3年)を中心に相手の攻撃を凌いで1−0で前半を終えた。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020 九州
高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020 九州