“打倒トップチーム”を目指す青森山田2ndが結果を残し、最高の形で初陣を終えた。

青森山田セカンド vs 盛岡商

 8月30日にスーパープリンスリーグ東北の第1節が開催され、青森山田2ndはホームで盛岡商と対戦した。

 高円宮杯U-18プレミアリーグの開催中止に伴い、今年の青森山田2ndはトップチームと同じ舞台で戦う。12チームが2グループに分かれて戦うため、直接対戦する機会はない。だが、順位決定戦に進めば両チームが公式戦で凌ぎを削る可能性がある。内間隼介(3年)が「Aチームを喰ってやるつもりで戦う」と話した通り、選手たちは順位決定戦での対戦を目標に掲げ、高いモチベーションを持ってこの開幕戦に挑んでいた。

 序盤から青森山田2ndが主導権を掌握。左MFの内間や右MFの宍戸奏太(3年)がサイドから仕掛け、最前線の渡邊星来(2年)、トップ下の小玉永翔(3年)も中央でボールを引き出しながらチャンスに絡んでいく。一方の守備陣もCB山本航大(3年)を中心に相手のカウンターを防ぎ、簡単にシュートを打たせない。

【次のページ】 前半20分過ぎに雷の影響で一時中断。