攻守と個を激しくぶつけあい、国見が1-0で長崎日大を破り、決勝戦進出
国見イレブン (写真=藤原裕久)
1月24日、雲仙市で行われた令和2年度長崎県高等学校新人体育大会の準決勝。ノーシードで1回戦から手堅く勝ち上がってきた長崎日大と、2回戦から登場し大量得点で豪快に勝ち進んできた国見の一戦は、攻守と個を激しくぶつけあい、国見が1-0で長崎日大を破り、決勝戦進出を決めた。
勝者に九州新人戦への出場権が与えられる準決勝で、長崎日大はこれまで途中出場だった2試合連続ゴール中の加藤孝太郎を先発で起用。亀田陽司監督が「流れを変えられる」と評するトップに置いてからの長いボールで、国見の前からのプレスを回避し、試合の主導権を奪っていく。
長崎日大の加藤起用で「立ち上がりを、日大さんに持っていかれた(木藤健太監督)」という国見だが、長いボールの応酬の中で受け身にまわりながらも、ボールのつなぎを重視して反撃を開始。田崎翔真の右サイドでの攻め上がりを効果的に使いながら試合の主導権を握り返していくと、徐々に前からのプレスも機能。セカンドボールも回収できるようになった国見の攻勢が展開される中、前半35分に左サイドで得たFKから川添空良がファーサイドで合わせて国見が待望の先制点をゲット。
▽令和2年度長崎県高等学校新人体育大会
令和2年度長崎県高等学校新人体育大会