第93回高校サッカー選手権東京二次予選Bブロック準決勝第二試合【都立東久留総合対國學院久我山】は13:00にキックオフ。今大会注目カードは期待通りの熱戦となった。

 都立東久留総合はMF11番が攻撃のタクトを振るい9番,19番の両サイドハーフがガンガン縦に仕掛ける。更に2番、3番のツートップが阿吽の呼吸でゴールに迫る。

 國學院久我山はキャプテンCB10番を筆頭に統率されたDFから8番、11番のスピードのあるツートップ、ドリブラーの9番、14番をMF5番、7番が変幻自在に操る。個人戦術の高い両選手は落ち着いてゲーム運ぶ展開に。

 1分に都立東久留総合がCKからファーストシュートを放つと、7分には國學院久我山がCKからファーストシュートを放つ。要所を抑えたDFでなかなかチャンスが生まれないがゴール前までボールを運び、ギリギリの攻防を続ける非常に見応えのある展開が続く。

 7分、國學院久我山は、セットプレーでゴール前に上がったボールを10番折り返すがGKにキャッチされる。一方、都立東久留総合は相手GKのクリアミスを拾った3番がチャンスを迎えるがこちらもDFに阻まれ、なかなかゴールをこじ開けられない。

 一進一退の攻防が続く中、31分に國學院久我山にチャンスが訪れる。左サイドでボールを受けた渋谷雅也がドリブルで中に切り込み右足を振り抜く。これがGKの手をすり抜けゴール左隅へ突き刺さり、欲しかった先制点をものにする。

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