國學院久我山のストロングポイントを押さえた韮崎が見事に勝利
韮崎 vs 國學院久我山(写真=田畑雅宏)
令和3年度関東高校サッカー大会のBグループ(2位グループ)の準決勝が6月6日に行われ、韮崎が國學院久我山を1-0で下し勝ち進んだ。
雨が降りスリッピーな状況の中、韮崎は7分、自陣からサイドのスペースへ出したボールへ走り込んだ平井の折り返しを赤池が綺麗に合わせ先制点を取る事に成功。國學院久我山は雨が強くなる中、なかなかボールも早く廻らず韮崎の気合いの入ったプレーに阻まれる。後半は國學院久我山がボールポゼッションで圧倒的に優位に立つが韮崎もカウンターからトップの選手らが何度か決定的な場面を作るなど、集中力を途切らせず勝利した。
韮崎の小泉圭二監督は「久我山さんは個の能力も高く中盤勝負は避けて押し込まれることも覚悟した中でシンプルな指示を選手達に共有させた。日頃は先発でキープ力のある9番坂本をあえて後半に入れて戦うプランが生きた」と話した通り、前半からシンプルに前線の10番鈴木、11番平井にボールが収まる戦いでリズムが作れ、後半投入の坂本も機能し、國學院久我山のストロングポイントを押さえた見事な勝利であった。
(文・写真=田畑雅宏)
▽令和3年度関東高校サッカー大会
令和3年度関東高校サッカー大会