福田(神村学園)、石井(湘南)、永長(川崎F)などのゴールでU-19日本代表候補が桐蔭横浜大に5発快勝!

後半からの出場でゴールも決めたU-19日本代表候補MF永長鷹虎(川崎F)(写真=松尾祐希)

 3月2日、U-19日本代表候補が桐蔭横浜大と45分×2本の形式でトレーニングマッチを行った。

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 来年のU-20ワールドカップを目指すチームにとって、今年のターゲットは今秋に開催されるU-20アジア選手権予選。年明けに行われる本大会が最終予選を兼ねるため、チームを構築するための時間はあまり残されていない。冨樫剛一監督が正式に指揮官となってから初の合宿となる今回の活動には26名の選手が参加(千葉の西久保駿介はクラブ事情で途中離脱)。Jリーグやルヴァンカップが同時期に開催されている影響で招集できない選手もいたが、生き残りをかけて選手たちは精力的にトレーニングに励んだ。

 初日に行われた関東大学選抜戦は0−3で敗れたなか、迎えた2日の桐蔭横浜大戦。日本代表はJ2開幕戦から2試合連続でベンチ入りを果たしたGKバーンズ・アントン(町田)、飛び級で一世代上の代表を経験しているDFチェイス・アンリ(尚志)、MF吉田温紀(名古屋)といったプロ1年目の選手たちに加え、FW福田師王(神村学園)、FW小林俊瑛(大津)、左SB入江羚介(帝京)といった新高3組を先発で起用した。

 4−4−2の布陣でスタートした一戦は序盤から桐蔭横浜大に押し込まれる展開となる。相手にボールを支配され、最終ラインが後退。全体が間延びしてしまい、前線にボールが入っても攻撃に人数が掛けられない。8分には鮮やかなパスワークから崩され、先制点を許した。

 以降は徐々にリズムを取り戻し、福田と小林の2トップに良い形でボールが入る場面が増加。15分には福田が右足でシュートを放てば、20分にも福田がゴールを狙う。すると、35分に福田が体制を崩されながらもネットを揺らして試合を振り出しに戻した。

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