日体大荏原、FW9堀岳翔が先制弾!青山学院を下し2回戦突破

先制ゴールを挙げあ日体大荏原FW9堀岳翔

 5月2日、令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選中支部の2回戦が行なわれた。

 お互いの意地とプライドがぶつかりあった激闘は、日体大荏原が青山学院を下しブロック決勝へ駒を進めた。

 日体大荏原のスターティングメンバ―は、GK1谷原亜シール(3年)、DF3貴俵歩(3年)、DF4戸田迅(3年)、DF5渡邊颯(3年)、DF22キムテヨン(3年)、MF6片柳紘太郎(2年)、MF7野村峻佑(3年)MF8冨永拍寿(3年)、MF10佐藤空海也(3年)、MF14貞松真優(3年)、FW9堀岳翔(3年)。対する青山学院は、GK21長澤広大(1年)、DF13渡辺珠羽(3年)、DF2齊藤真生(2年)、DF4柳田悠太(3年)、DF3伊藤大貴(2年)、MF8藤井亮輔(3年)、MF7中村洋太(3年)、MF17中田彩斗(3年)、MF10有賀陸アシック(3年)、MF11大塚璃人(3年)、FW9野田創太(3年)がスターティングメンバーに名を連ねた。

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 両チームとも立ち上がりから中盤で繋ぐサッカーではなく、前線に素早いパスを入れて、こぼれ球をキープしながらラインを押し上げて、数的優位な展開を作ろうとしたゲームが続いた。最初にゴールに迫ったのは、日体大荏原。FW9堀岳翔からのパスをMF8冨永拍寿がペナルティー付近から強引にシュートを放つ。対する青山学院は、MF10有賀陸アシック、FW9野田創太、MF11大塚璃人が前線で近い距離間でトライアングルを作りながらチャンスを演出するも、シュートまで持っていけない展開が続く。

 なかなか先制点が生まれない展開の中、均衡を破ったのは日体大荏原だった。MF7野村峻佑が右サイドを突破し、一度はクリアされたボールをFW9堀岳翔が胸トラップから右足を振りぬくと、ドライブ回転がかかった軌道のボールがゴールネットを揺らす。そしてこのまま日体大荏原が1点をリードをして前半を折り返す。

 後半開始早々、早く追いつきたい青山学院もMF10有賀陸アシックのパスをMF11大塚璃人がサイド突破しFW9野田創太がダイレクトシュートを放つも、ゴール正面に。日体大荏原もDFラインが押し込まれる時間帯もあったがDF22キムテヨン、DF4柳田悠太が持ち前のフィジカルを活かしたプレイでゴール前を固め、得点を許さない。

 両チームとも球際に激しく、ルーズボールへの執着心を見せるなど気持ちの入った時間帯が続いたが、スコアを動かしたのはまたしても日体大荏原だった。MF7野村峻佑のドリブル突破からPKを獲得、このPKをMF10佐藤空海也が冷静に決め追加点を奪取。一方、2点のビハインドとなった青山学院はMF8藤井亮輔(3年)、MF10有賀陸アシックの中盤からのコンビネーションでゴールに迫り、こぼれ球をFW9野田創太が狙うもゴールキーパーに阻まれゴールならず。その後も、MF11大塚璃人が左足シュートを放つもGKにキャッチされ、万事休す。2-0で勝利した日体大荏原が2回戦を突破した。

▽令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選