大津が”九州名門対決”を制して16強へ!
4-0で勝利を収めた大津(写真=矢島公彦)
12月31日、第100回全国高校サッカー選手権の2回戦が行われ、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場での2試合目では、2年連続22回目出場の東福岡(福岡)と3年ぶり18回目出場の大津(熊本)が対戦した。
東福岡は1回戦で秋田商(秋田)を1-0で下して2回戦へと駒を進めた。対する大津は1回戦で中部大第一を5-0で打ち破ってきた。
九州の名門対決で、初めに主導権を握ったのは、平岡和徳監督率いる大津だった。10分、薬師田澪(3年)からパスを受けた一村聖連(3年)がクロスを放り込むと、そのこぼれ球に反応した川口敦史(3年)が押し込み、先制に成功する。
その後もテクニックが光る10番の森田大智(3年)と薬師寺の2ボランチを中心にポゼッションを高めた大津は、東福岡を押し込んでいく。
24分と26分には立て続けに一村が、27分には身長191センチを誇るFW小林俊瑛(2年)がゴールへと迫り、35分には薬師田がミドルシュートを狙った。
21分に相手FW中原優心(3年)に危険なシーンを作られ、29分にはボランチ向井貴都(3年)にバー直撃のミドルシュートを浴びせられながらも、1点のリードを保ったまま、試合を折り返した。
後半に入っても、大津は流れを明け渡さない。
▽第100回全国高校サッカー選手権
第100回全国高校サッカー選手権