圧巻の強さで6ゴール!青森山田が3大会ぶりの大会制覇へ王手
圧巻の強さを見せつけた青森山田
1月8日、第100回全国高校サッカー選手権の準決勝が国立競技場で行われ、3年連続27回目出場の高川学園(山口)と25年連続27回目出場の青森山田(青森)が対戦した。
高川学園は、星稜(石川)との1回戦を4-2で突破すると、岡山学芸館(岡山)を2-1で、仙台育英(宮城)を1-0で破り、準々決勝では桐光学園(神奈川)を1-0で制してきた。対して青森山田は、初戦となった大社(島根)との2回戦を6-0で、阪南大高(大阪)との3回戦を3-1で勝ち抜くと、東山(京都)との準々決勝を2-1で競り勝ち、この準決勝に駒を進めた。
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)を制すと、高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2021 EASTでも優勝。この選手権でも3年ぶりの全国制覇を狙う青森山田は、圧倒的な強さを見せつけた。
とりわけ圧巻だったのはセットプレーでの決定力だった。
試合は開始早々に動いた。3分、U-18日本代表候補のMF藤森颯太(3年)がゴール前へと供給したFKにFW名須川真光(3年)がバックヘッドで合わせてネットを揺らす。青森山田が幸先良く先制ゴールを奪った。
さらに26分には左サイドのCKから、DF丸山大和(3年)が頭で押し込み追加点。青森山田が2点のリードを得る。
▽第100回全国高校サッカー選手権
第100回全国高校サッカー選手権