神奈川の覇者は桐光学園!インハイ出場の相洋を2-0で下し3年ぶり12度目の全国へ!

3年ぶりの選手権出場を決めた桐光学園イレブン

 11月13日、第100回全国高校サッカー選手権神奈川予選2次トーナメントの決勝が行われ、桐光学園相洋が対戦した。

 3年ぶり12度目の選手権出場を目指す桐光学園と選手権初出場を狙う相洋。両チームは2016年の決勝でも顔を合わせており、その時は1-0で桐光学園が勝利している。

 相洋のキックオフで試合は開始。フォーメーションは桐光学園、相洋ともに4-2-3-1を採用し、立ち上がりは桐光学園がペースを掴む。前半2分にMF9三原快斗(3年)が左サイドから攻め上がるも、相洋ディフェンスがクリア。

 逆に相洋は前半4分、DF7後藤康介(3年)はミドルレンジからシュートを放つも桐光学園GK1吉田優翔(3年)にキャッチされる。

 すると前半8分、桐光学園はDF3寺内倖大(3年)からのクロスをMF16ベイリー ジャスティン勇誠(2年)が折り返すと、MF三原がヘッドで押し込み先制に成功する。

 その後ゲームは積極的なプレスからボールを奪い、MF三原を絡めて攻撃を仕掛けゴールを狙う桐光学園、カウンターとリスタートから得点を奪いにかかる相洋という構図に。

 相洋は前半33分、右サイドでMF15重松康平(2年)がボールを受けるとすかさずシュート。しかしこれはわずかに枠を外れる。逆に桐光学園は36分、右サイドから攻め上がると中央に走り込んだFW13田中英泰(3年)にパスを送るも相洋ディフェンス陣がこれをブロック。前半は一進一退の攻防を繰り広げつつタイムアップ。1-0と桐光学園がリードして折り返す。

桐光学園 vs 相洋

 後半に入ると相洋がリズムを掴む。両サイドのMF8高橋雷(3年)、MF15重松康平(2年)にボールを預けて起点を作り、DF後藤やMF11杉本颯汰(3年)も加わって攻撃を仕掛ける。

 すると相洋は後半7分、ゴール前でFKのチャンスを作るとキッカーDF後藤がこれを直接狙うも、GK吉田がスーパーセーブを見せゴールを割らせない。

 後半はやや押し込まれる時間が続いた桐光学園も、飲水タイムを挟んで反撃。後半24分にチャンスを作るとゴール前でFW田中がヘディングシュートを放つものの、これは相洋GK1関野海斗(3年)がはじき出す。さらにその直後、CKからファーサイドのMF6豊田怜央(2年)がヘッドで合わせるもノーゴール。

 しかし後半29分、桐光学園は左サイドからMF7山市秀翔(3年)がクロスを上げると、ゴール前に走り込んだMF豊田がヘディングを叩き込み、2-0とリードを広げる。

 なんとか得点を奪いたい相洋はDF5岩野拳士(3年)を上げて懸命にゴールを狙うも、桐光学園ディフェンス陣がゴールを死守。結局試合はこのまま終了し、2-0で桐光学園が勝利。相洋を下し、3年ぶり12度目の選手権出場を決めた。

▽第100回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第100回全国高校サッカー選手権神奈川予選