多摩大聖ヶ丘 vs 広尾学園

　8月28日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選1回戦が行われ、多摩大聖ヶ丘と広尾学園が対戦した。

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　試合は広尾学園のキックオフで開始される。両チームとも慎重にゲームに入り、序盤は落ち着いた展開に。その後、広尾学園はボールを繋ぎ始めると、ペースを掴みゲームを進めて行く。一方の多摩大聖ヶ丘はカウンターからのワンチャンスで虎視眈々とゴールを狙う。

　すると前半28分、広尾学園はゴール前の混戦からMF11渡邊悠（2年）がシュートを放つと、ボールはネットを揺らし、広尾学園が先制に成功する。

　しかし多摩大聖ヶ丘も反撃。MF吉行幹太（3年）がミドルレンジからシュートを放てば、前半35分にはDF8庄司知世（3年）がFKを直接狙うもここは得点には至らず、前半を1-0と広尾学園のリードで折り返す。

　後半に入ると立ち上がりの6分に多摩大聖ヶ丘が同点ゴールを奪い、試合を動かす。しかし同点に追いつかれた広尾学園も引き下がらない。後半19分、攻め込んだFW齋藤在（1年）がペナルティエリア内で倒されPKを獲得すると、これをキャプテンのMF4塩津凱人（2年）がしっかりと右隅に決めて勝ち越しに成功する。

　多摩大聖ヶ丘も必死の反撃を試みるものの、広尾学園の守備陣を崩し切ることができず、試合はこのまま2-1で終了。広尾学園が接戦を制し2回戦へと駒を進めた。