8月28日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選2回戦が行われ、都立調布北と成城学園が対戦した。

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　小雨降る中、成城学園のキックオフで試合は開始される。両チームともやや慎重な入りを見せたため、ゲーム序盤は落ち着いた展開。その後、スリッピーなピッチに苦戦してかなかなかボールが繋がらず、お互いボールを蹴り合う様相に。

　成城学園はCKやゴール前のFKなど、セットプレーからゴールを狙うものの、得点を奪うことができない。一方の都立調布北はFW10小林幸平（2年）やFW11中村丈人（2年）、MF8高橋悠太（1年）らがワンチャンスをモノにしようと虎視眈々と得点を狙うが、ゴールには至らない。

　結局前半は両チームとも得点を奪うことができず、スコアレスで後半へと折り返す。

　後半に入っても一進一退の攻防は変わらない。両チームとも最終局面で決定的なチャンスを作ることができず、PK戦が現実味を帯びてきた後半37分にゲームが動く。成城学園は相手ゴール付近でFKのチャンスを演出すると、キッカーはMF9野田聖悟（3年）。そして野田がこのFK直接決め、ついに成城学園が先制に成功する。

　成城学園はその直後にもMF8岡本莉音（3年）のゴールで1点を追加すると、試合はそのまま終了。成城学園が2-0で都立調布北を下し、3回戦へ進出した。