成城学園

　第103回全国高校サッカー選手権東京予選Aブロック2回戦が行われ、成城学園が創価に2-1で逆転勝利を収め3回戦進出を決めた。

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　今夏、トレーニングマッチで創価との対戦を経験している成城学園。シンプルに蹴ってくるスタイルに勝負は球際になると予想を立てた蔵森紀昭監督。「とにかく蹴り合ったら分が悪い。しっかり繋げるところは繋ぐ」と選手をピッチに送り出すも、開始早々に相手のエースFW9矢田英一に決められ苦しい幕開けとなった。

　「やっぱり最初、腰が引けてましたよね。（点を取られた時間が）早かったんで、まだ時間あるっていうのがあった。すぐ追いつけたのが大きかったですね」。選手たちも「マジかって感じだったんですが、 逆に早すぎたってこともあったので、あまりショックは受けず慌てることはなかった」(大澤アレキサンダー開)と冷静に下を向くことなく、すぐさま反撃に出る。すると3分、右サイドをドリブルで縦に鋭く侵入したMF9荒井啓吾のクロスをMF7成川昊希が合わせ試合を振り出しに戻す。

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