終始試合を支配した安田学園が桜丘を寄せ付けず6-0の大勝でブロック決勝に進出!田島陽生がハットトリック達成

ハットトリックを達成した田島陽生

 9月11日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選のブロック準決勝が行われ、安田学園が6-0で桜丘に完勝しブロック決勝進出を決めた。

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 桜丘のキックオフで両チーム落ち着いた展開でスタート。安田学園は前半6分、中央左からのパスが少しズレところに8番田島陽生が足を伸ばし当てたボールが桜丘GKの頭上を超えゴールに吸い込まれ安田学園に先制点が入る。その後は桜丘の守備ブロックが低い分、安田学園がボールを支配していく。

 後半1分、安田学園は2番南條諒延が左サイドからロングスローでゴール前に入れたボールをポストプレーの落としから田島がゴールして追加点。更に同10分、7番滝秀太がペナルティーアークでフリーでボール受けると狙い澄ましたシュートがコースに決まり3点目。

 ここまで守備の意思統一がしっかりしていた桜丘だが、この辺りから得点を取らなければという気持ちの焦りなのか、守備の連動にバラつきが出始め、安田学園がフリーの選手にボール預ける局面が多くなり試合を支配。20番三嶋優世が左サイドからクロスバー直撃のミドルシュート放つなど安田学園ペースが続く。

安田学園が桜丘に完勝

 同18分には、安田学園の右CKでショートコーナーを使い滝がパスを受けてゴール前にセンタリングを上げるとまたも田島がネットを揺らし4点目。最後まで、ペースを落とさない安田学園は同36分、滝がワンツーでパスを受けるとワントラップして打ったミドルシュートが決まる。ダメ押しは同37分、18番土田大翔がゴールを決めて6-0。安田学園が完封勝利を収め次戦へと駒を進めた。

 ブロック決勝進出をかけた一戦は安田学園が終始ボールを支配して、相手のペースに乗らず自分達が最後までゴールを取り続けたいという気持ちで走り、プレーをやり切っていた。桜丘は前半、チーム全体で守備の意思統一がしっかりして作戦通りの展開だったが、点差が開いてからは思うようなプレーにはならず苦しい内容の中、最後まで足が攣っても諦めず戦い抜いた。

▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選