昭和第一学園、開始57秒からのゴールラッシュで1次予選突破
歓喜の昭和第一学園イレブン(写真=矢島公彦)
9月19日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝が行われ、昭和第一学園と都立武蔵野北が対戦。前半に6点のリードを奪った昭和第一学園が快勝を収めた。
昭和第一学園のゴールラッシュは開始わずか57秒に、その口火が切られる。左サイドからのクロスに反応した11番FW福島大翔がネットを揺らし、幸先よく先制ゴールを奪取。さらに5分には同じく左サイドからのクロスに10番FW田邉未来蘭が合わせて追加点を決めてみせた。
その後も昭和第一学園は攻撃の手を緩めない。11分にはゴール前の混戦から3番山下優聖がヘディングを叩き込み、14分には6番MF氏家恒陽のパスを再び福島がゴールネットを揺らす。
そして23分に今度は8番MF中村海人がペナルティエリア内をドリブルで突破してチームの5点目を決めると、31分にはCKの流れから5番DF渋谷翔咲がボレーシュートを突き刺した。
昭和第一学園 vs 都立武蔵野北(写真=矢島公彦)
前半だけで6点のビハインドを負った武蔵野北だったが、それでも決して諦めなかった。後半に入ると、ロングボールを駆使して相手を押し込んでいく。15番FW井出葉月のスピード、途中出場の10番FW宗金凌平のパワーを生かして、何度も相手の守備陣に果敢に仕掛けていくのだ。
宗金は後半33分にはポスト直撃のミドルシュートを放ち、昭和第一学園をヒヤリとさせてもいる。それでも昭和第一学園は後半35分にPKで7点目を追加。盤石の強さを見せつけ、見事に勝利を飾った。
(写真=矢島公彦)
▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選