後半に入ると立ち上がりから昭和第一学園が主導権を握る展開。後半6分、CKのチャンスを作るとMF6吉川翔太が放り込んだボールは明大中野八王子ディフェンス陣がなんとかクリア。さらに直後の8分、FW松尾がボールを運びペナルティエリア内へ。ここで倒れるもノーファールの判定。

勝利を決め歓喜の昭和第一学園

 さらに後半16分、昭和第一学園は左サイドを攻め上がったMF8神藤誠人が中央へクロスを送る。反応したMF吉川がヘディングシュートを叩き込むもののボールはバーの上を超えてしまう。

 攻め込みながらも得点が奪えず嫌な空気が流れ始めた後半29分、昭和第一学園はゴール前まで攻め込むと、ついにFW松尾がネットを揺らして先制に成功する。

 その後も34分に途中出場のMF20小室翔舞が2点目のゴールを決めリードを広げると、試合はこのまま終了し、昭和第一学園が2-0で明大中野八王子に勝利。関東高校サッカー大会東京予選への出場権を獲得するとともに、決勝へと駒を進めた。

▽令和3年度東京新人戦(新人選手権大会)第7地区
令和3年度東京新人戦(新人選手権大会)第7地区