八戸学院野辺地西が攻守に主導権を握って、学法石川に完勝

八戸学院野辺地西DF高木和(1年)はDFラインで奮闘を見せ無失点に貢献(写真=小林健志)

 高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2021プリンスリーグ東北 プレーオフ(参入戦)1回戦が12月18日、Jヴィレッジにて4試合行われ、青森県リーグ2位(1位は青森山田サードのため出場無し)の野辺地西と、福島県リーグ2位(1位は尚志セカンドだったが、尚志がプレミアリーグプレーオフ敗退のため出場無し)の学法石川が対戦した。

 前半から試合の主導権を握ったのは八戸学院野辺地西だった。ボールを保持し、相手陣内でプレーする時間が長かった。それでも守備に定評のある学法石川はキャプテンDF円道竣太郎(3年)を中心に、集中して守り続けていた。しかし前半アディショナルタイムの45+2分、左サイドから相手を崩した八戸学院野辺地西は「浮き球をDF工藤悠晟(3年)が良い形で競ってくれて、こぼれ球をゴールに押し込みました」とFW中山功輝(3年)が振り返ったゴールで先制。1-0で前半を折り返した。

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