トップ譲りの堅守で2戦連続無失点!秋田U-18が野辺地西下しプリンス東北参入決定!

秋田U-18MF福島大地(3年)は先制点のアシストだけでなく、守備でも奮闘を見せた(写真=小林健志)

 高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2021プリンスリーグ東北 プレーオフ(参入戦)決定戦が12月19日、Jヴィレッジにて2試合行われた。第1試合は青森県リーグ2位(1位は青森山田高サードのため出場無し)の野辺地西と、秋田県リーグ2位のブラウブリッツ秋田U-18が対戦した。

 試合は前半、しっかりとボールを保持した秋田U-18がペースを握った。そして9分、左サイドのMF福島大地(3年)からのクロスにヘディングで飛び込んだのはFW鐙彗隼(3年)。秋田U-18熊林親吾監督が「今年一番良い形でゴールが決まった」と振り返るほど、綺麗な形でゴールが決まってリードを奪うことに成功した。

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 その後八戸学院野辺地西をアクシデントが襲う。守備の要だったDF工藤悠晟(3年)が負傷により20分での交代を余儀なくされてしまう。それでもMF田中真翔(2年)がドリブル突破から何度か決定機をつくるなど、反撃ののろしを上げた。しかし29分工藤に代わって入ったDF布施颯大(2年)がヘディングでGKへバックパスしようとしたところ、GKとの呼吸が合わず、無人のゴールにボールが入ってしまった。オウンゴールで秋田U-18のリードは2点に変わってしまう。前半はこのまま2-0で秋田U-18リードで終えた。

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高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2021プリンスリーグ東北 プレーオフ(参入戦)