阪南大高がコンサドーレ札幌U-18を下しプレミア復帰まで“マジック1”に!

コンサドーレ札幌U-18 vs 阪南大高

 2017年度以来となるトップディヴィジョン復帰まであと1勝だ。

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 12月10日、高円宮杯U-18サッカーリーグ2021プレミアリーグプレーオフ(参入戦)の1回戦が広島県内で行われ、Bブロックの阪南大高(大阪)は北海道コンサドーレU-18(北海道)と対戦。プリンスリーグ関西2位の阪南大高は序盤からゴールを重ね、3-1で勝利を手にした。

 阪南大高は立ち上がりから守備陣がバタつき、最終ラインの背後を取られてピンチを招いてしまう。年末の高校サッカー選手権を見据え、「テーマを持たせたかった」と濵田豪監督という考えで3バックを採用したが、思うように試合を進められない。4分の決定機はFW漆舘拳大(3年)シュートミスに助けられたものの、不安定なスタートとなった。そうした流れを一変させたのが、エースの一撃だった。

 15分に右WB今西一志(2年)の左CKにFW鈴木章斗(3年/湘南入団内定)が合わせる。高打点のヘッドが見事に決まり、試合の流れを引き寄せる先制点をもぎ取った。

 セットプレーから奪った先制点で余裕が生まれると、17分にもチャンスを掴む。左WB田中大翔(3年)が得意のドリブルで仕掛けると、右足でミドルシュートを決めてさらにリードを広げた。

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▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2021プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2021プレミアリーグプレーオフ(参入戦)