驚異の粘りで試合をひっくり返した桐生一が初のプレミア参入決定!帝京長岡は2点のリードを守り切れず

喜ぶ桐生第一

 スコアは1-3。残された時間は17分しかなかった。そこから怒涛の反撃を見せ、終わってみれば4-3。驚異の粘りで試合をひっくり返した桐生一が初のU-18高円宮杯プレミアリーグ参入を決めた。

 12月12日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021 プレーオフの決勝が広島県内で行われ、桐生一は帝京長岡と対戦。1−1で迎えた前半の終盤に連続失点を喫したが、後半終盤の猛反撃で劇的な勝利を手にした。

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 序盤、桐生一は帝京長岡のパス回しに苦戦する。最終ラインからボールを丁寧に繋ぐ相手に対し、ボールをなかなか奪えない。最終ラインの背後にボールを通される場面も多く、苦しい時間が続いた。18分には裏に抜け出したFW渡辺祐人(3年)を捕まえ切れない。そのまま1対1を決められて先制点を許した。直後の19分にFW大津聖人(3年)が切り返しから同点ゴールを奪ったものの、その後も相手に押し込まれるシーンが目立つ。38分にはロングスローの流れから左WB武原幸之介(3年)にヘディングシュートを決められると、42分には鮮やかな連携から三宅凌太郎のラストパスを受けた渡辺に決められてリードを広げられた。

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▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2021プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2021プレミアリーグプレーオフ(参入戦)