川崎フロンターレU-18 vs サガン鳥栖U-18(写真=矢島公彦)

 このままスコアレスで前半を折り返すかと思われた44分、川崎U-18はペナルティエリア内でのファウルによりPKを獲得。これをDF松長根悠仁が落ち着いて決め先制点を奪う。

 しかしその直後の45+1分、鳥栖U-18は右サイドからチャンスを作ると、MF福井からのパスを受けたFW増崎康清が右足を振り抜く。ボールはネットを揺らす同点ゴールとなり、前半を1-1で折り返す。

 後半に入ると鳥栖U-18が攻勢を強めていく。すると61分、MF楢原慶輝が左サイドでボールを持つとMF福井へパス。さらに福井から楢原へ絶妙なパスが通ると、楢原がゴール前へと入ってきたDF大里皇馬へパス。これを大里皇馬がネットへと流し込み、鳥栖が勝ち越しに成功する。

 さらに鳥栖U-18は直後の63分、MF福井がゴール前でボールを奪う。「うまくボールを奪うことができた。ドリブルでだった混んでいた時にコースが空いていたのでシュートを打った」と試合後に話したように、空いたコースをドリブルで突破すると、強烈なシュートをネットに突き刺しリードを2点に広げる。

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