プレミアファイナル初制覇のサガン鳥栖U-18(写真＝矢島公彦)

　このままでは終われない川崎U-18も意地の反撃。69分、途中出場のFW岡崎虎太郎が前からプレスをかけると、FW五木田季晋がボールを奪う。これを受けた岡崎が右隅へとボールを流し込み1点を返す。

　その後、川崎U-18は長身DF高井幸大を前線に配置しロングボールを集めるパワープレーを見せながら必死にゴールを狙うも、鳥栖U-18は必死のディフェンス。試合終了間際、川崎U-18は、DF高井がロングボールに反応。打点の高いヘディングシュートを叩き込むも、ボールはわずかに外れゴールならず。

　結局試合は鳥栖U-18がそのままリードを守り切り試合終了。激闘の末、3-2で川崎U-18を下しプレミアファイナル初制覇を成し遂げた。

(文・写真＝風間久志)