最後までリードを守り切った前橋育英が青森山田との注目対決を制す

勝ち点3を手にした前橋育英イレブン

 5月7日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EASTの第6節が行われ、前橋育英が青森山田を3-2で下して4勝目を挙げた。

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 第1試合が前橋育英青森山田、第2試合が桐生第一と大宮U18。ダブルヘッダーで組まれた一戦を見ようと、群馬県のアースケア敷島サッカー・ラグビー場には1,314人の観衆が集まった。その中で行われた一戦は前橋育英が主導権を握る。最終ラインから丁寧にボールを繋ぐと、ダブルボランチの徳永涼(3年)、青柳龍次郎(3年)が青森山田のプレッシャーをうまく外してボールを運んでいく。とりわけ効果的だったのが縦パス。左右に散らすだけではなく、積極的に前線へボールを付けてチャンスを演出した。中盤戦以降も臆さずにプレーすると、16分には青柳のパスから決定機が生まれる。右サイドに叩くと、FW高足善(3年)が仕掛けてゴール前に折り返す。ここにMF山田皓生(3年)が合わせて先制点を奪った。

 21分に右SB渡邊来依(3年)のロングスローからMF小泉佳絃(3年)にゴールを許したが、以降も慌てずに試合を進めていく。中盤より前でボールを受ければ、どの選手も積極的に前を向くなど、前橋育英の巧さが随所に見られる展開となった。すると、42分だ。高足からパスを受けた左SB山内恭輔(3年)が左サイドを抉る。ニアサイドにライナー製のクロスを入れると、山田が飛び込んで勝ち越しに成功した。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST
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