前橋育英は4倍のシュートを放ちながら横浜FCとドロー!ただひとつの誤算はGK西方優太郎の存在

小池直矢は前後半を通じて7本のシュートを放った(写真=佐藤亮太)

 5月21日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2022 EASTの第8節が各地で行われた。3連勝を狙う横浜FCユースと、今季5勝目を目指す前橋育英は、日産フィールド小机で対戦。

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 0-0で迎えた60分、コーナーキックから前橋育英DF13杉山陽太が182センチの長身を生かし頭で合わせて先制。

 67分、ほぼチャンスがなかった横浜FCユースは替わったばかりのMF10高塩隼生が右サイドからドリブルを仕掛け、ペナルティエリア内に進入。思い切りよく右足で振り抜き、同点に追いついた。

 試合は1-1の引き分け。両チーム、勝点1ずつを分け合った。

 一見するとただのドローだが、前橋育英が90分通じ、攻勢を続けていた。それを示すようにシュート数は横浜FCユースの4本に対し、前橋育英は4倍の16本と圧倒。緩急をつけながら、サイドのスペースを巧みに突き、まるで詰将棋のように攻め立てた。

 特に前節終了時点で5得点を挙げている前橋育英FW9小池直矢は7分、8分、24分、28分、59分、89分、90+2分と実に7本のシュートを打ち、そのどれもが決定機と言えるものばかり。4-1、5-1、6-1になってもおかしくないゲームだった。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST
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