絶好調FW山本桜大が4戦連発!柏U-18が桐生第一を5-1で下す

FW山本桜大は4戦連発で、しかも2得点(写真=多田哲平)

 高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2022 EASTの第3節延期分が7月14日に行われ、柏レイソルU-18(千葉)と桐生第一(群馬)が対戦。柏U-18が5-1で勝利を収めた。

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 柏U-18は直近12節終了時点で、3勝3分4敗(2試合延期)の勝点12で12チーム中9位。対する桐生第一は1勝2分7敗(2試合延期)の勝点5で12位だった。

 若干の雨が降り始めたなかで開始した試合で、柏U-18は各局面で上回り、リズムを創出する。FW9山本桜大(3年)とFW11瀧澤一心(3年)という両ウイングの抜け出し、トップ下のMF10モハマドファルザン佐名(3年)の敏捷性とテクニックを軸にボールをまわし、左SBのDF5西村龍留(3年)と右SBのDF2足立凱(3年)が豪快なオーバーラップで数的優位を作り出した。

 DF3花松隆之祐(3年)の鋭い縦パスや、MF6大橋斗唯(3年)とMF22田村心太郎(2年)のボランチコンビの散らしも効いていた。

 先制点は3分。1トップのFW18近野伸大(2年)からパスを受けた右ウイングの瀧澤が、右足のシュートをゴール左に叩き込む。

 さらに21分には、サイドでボールを持った山本がひとりで切り込んでいくと、相手複数人を剥がしてシュート。スリッピーなピッチで相手GKのファンブルを誘い、ゴールネットを揺らした。山本はこれで4試合連続ゴールとなった。

 その後、33分には相手MF10諏訪晃大(3年)とMF7岡村葵(3年)の連係からピンチを迎えるも、これを凌ぎ、2点のリードを得て試合を折り返す。

 ところが後半に入ると桐生第一に流れを握られる。50分にハイテンポな攻撃につられてバイタルエリアにスペースをあけると、MF22山本櫂(3年)に痛烈なシュートを許し、1点を返された。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST
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