サガン鳥栖U-18が米子北を圧倒!

サガン鳥栖U-18MF増崎康清が先制ゴール(写真=松尾祐希)

 Jリーグの舞台を経験している3人が圧倒的なパフォーマンスを見せ、チームを勝利に導いた。

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 3月17日、サニックス杯ユースサッカー大会2022の初日が行なわれ、第2試合でサガン鳥栖U-18が米子北と対戦し、3-0で勝利を挙げた。

 新チーム発足後、鳥栖にとっては2試合目のゲーム。しかも、MF福井太智(新3年)、MF坂井駿也(新3年)、MF楢原慶輝(新3年)はトップチームのトレーニングに参加していた影響で合流して間もない状況だった。それでも、序盤からボールを動かしながらテンポよく攻撃を展開していく。

 竹内諒太郎(新3年)、大里皇馬(新3年)の両CBを軸にビルドアップを行い、アンカーに入った福井も良いタイミングで顔を出してボールを引き出す。そこから一気にスピードを上げ、MF堺屋佳介(新2年)と坂井が状況を見極めながら前にボールを供給。前線の選手も積極的に仕掛け、特に右サイドに入る楢原慶輝は緩急自在のドリブルで曲面を打開してチャンスを作り出す。

 4分には楢原のアシストからMF増崎康清(新2年)が先制点を決め、試合を優位に進めた。以降も攻撃の手を緩めずに相手を圧倒。守備でも強度の高い守備で相手の前進を許さず、攻守で試合の主導権を渡さなかった。30分には福井のアシストから楢原が豪快にネットを揺らして加点。2-0でリードし、前半を終えた。

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▽サニックス杯ユースサッカー大会2022
サニックス杯ユースサッカー大会2022