1次予選2回戦 大阪星光学院 vs 山田
前半のシュート数は山田が10本に対して大阪星光学院は0本。後半も山田が押し込むと思われたが、「いつも前半が悪くても、生徒たちが自分たちで考えて改善できる」(大阪星光学院顧問)が言うようにハーフタイムを挟み大阪星光学院は内容を改善させ反撃を開始する。
8番MF仙田峻悟がキープ力を生かし中盤で起点となると、46番FW足立翔平が前線で奮闘。40分にはその足立が縦パスに抜け出し左足を振り抜く。
山田もゴールに入るかと思われたシュートがゴール直前で水溜まりで止まってしまうなど、不運なところもあったが追加点を奪うことが出来ず、後半は五分五分の戦いが続く。
試合終盤になると大阪星光学院が押し込む。アディショナルタイムには右CKから決定機を作った大阪星光学院だったが、シュートは上に外れてしまいここでタイムアップ。
敗れたものの後半は見事な戦いをみせてくれた大阪星光学院イレブン。リーグ戦があと2試合残ってはいるものの、5月で引退を迎える3年生たちがこの試合にかける気持を前面に出したプレーをみせた。
一方、後半は押し込まれながらも何とか逃げ切った山田は2次予選に進出を決め、次戦はJ-GREEN堺で高石と対戦する。
(文・写真=会田健司)
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
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