履正社が5大会ぶり4回目の全国へ!3戦連続PK戦となった近大附はあと一歩及ばず

PK戦を制し喜ぶ履正社イレブン(写真=会田健司)

 6月11日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選準決勝が行われ、第1試合で履正社近大附が対戦。履正社が押し気味にゲームを進めるも、延長含め90分を戦い両チームスコアレス。PK戦を5-3で制した履正社が決勝に進出し、全国大会出場を決めた。なお決勝戦、履正社vs関大北陽は6月12日に万博記念競技場で行われる。

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 3バックの近大附に対し、「近大附属さんは3バックで、こういう形は高体連では多い訳ではないので、そういう意味では少しやりづらかった」(平野直樹監督)と履正社は通常の2トップではなく、悩みながらも前日に採用したという"ゼロトップ気味"で挑んだ。

 そのシステム変更が功を奏し、序盤からボールを握った履正社。6分には11番FW張山拓夢がボックス左からカットインシュートでゴールを狙う。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選