松山工、大洲に苦しむも延長戦で突き放し勝利!

大洲 vs 松山工(写真=寺下友徳)

 一時は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、東予・中予・南予地区予選終了時での打ち切りが発表された「令和3年度愛媛県高校サッカー新人大会」。だが現在、県内全公立校で公式戦以外には対外試合が一切禁止されている現状などを鑑み、愛媛県サッカー協会は再度県大会の開催を決断。日程は3月12日(土)・13日(日)の2日間で4ブロックに13チームを分け再編した上で4強までを決める大会形式、試合間隔は4時間を空け、無観客試合など関係各所が感染防止策に万全を期した上で計9試合が行われた。

 3月12日(土)に行われたAブロック1回戦では過去、インターハイ10回・選手権6回の全国大会出場、MF松下佳貴(J2ベガルタ仙台)、GK伊藤元太(J2ザスパクサツ群馬)といったJリーガーも輩出している中予地区2位・松山工と、南予地区予選で最後の県大会出場枠3位を勝ち取っていた大洲が対戦した。

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 両チームのスタート布陣は以下の通り。

 「4-2-3-1」システムの松山工はGKが1片上大也(1年)。4バックは右から2峯本成人(2年)、キャプテンの4菊池龍輝(2年)、5土居大樹(2年)、3尾崎大雅(1年)。中盤はダブルボランチに7上田隆貴(1年)と6清水翔也(1年)。右に11久葉温斗(1年)、左は8山下翔(2年)、トップ下は19久葉奨斗(1年)。ワントップは10今岡圭史(2年)となった。

 対する「4-4-2」システムの大洲は、GKが1藤方真寛(2年)。4バックは右から2土居幹汰(2年)、4大下修生(1年)、3成龍太賀(2年)、キャプテンの5福岡優汰(2年)。中盤はダブルボランチが6新井悠斗(2年)と11宇都宮啓太(2年)。右が14小野勇祐(2年)、左が8高藤太陽(2年)。2トップがキャプテンの10篠崎海志(2年)と9冨永浩輝(2年)である。

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▽令和3年度愛媛新人戦(新人選手権大会)代替大会
令和3年度愛媛新人戦(新人選手権大会)代替大会

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