値千金の決勝ゴールを決めたFW武田陸来(写真＝AOMORI GOAL)

　4月16日(土)、高円宮杯U-18プリンスリーグ東北第3節が行われ、青森山田高校グラウンドでは青森山田セカンドとベガルタ仙台ユースが対戦した。

【フォトギャラリー】青森山田セカンド vs ベガルタ仙台ユース

　ともに2本のシュートを放つも得点に結びつけられず、スコアレスで前半を終えると、後半開始から青森山田セカンドがベガルタユースのゴールに迫る。交代出場のDF13小沼蒼珠のロングスローから、80分、DF3小泉佳絃のゴールで先制に成功。

　守備陣もこの日キャプテンマークを巻いたGK1代田昂大が中心となって懸命にゴールを死守し続けていたが、試合終了が迫る90分、ベガルタユースMF15松本康汰にゴールを許し、ここに来て試合は振り出しに。

　土壇場で追いつかれながらも、最後まで勝利への執念を燃やし続けた青森山田セカンドは、90＋2分、FW11武田陸来のゴールで勝ち越しに成功。ホーム開幕戦を2-1の劇的勝利で飾った。

　2-0で勝利した前節・モンテディオ山形ユース戦に続き、Jユースの強豪チームを撃破。セカンドチームでありながら、毎年このプリンスリーグ東北で優勝争いを繰り広げる青森山田セカンドの強さは今年も揺るがない。