帝京は立ち上がりこそ東京Vユースのテンポの良いパスワークの後手に回ったが、20分過ぎから流れを引き寄せる。FW13齊藤慈斗(3年)の抜け出しを活かしてシンプルな攻撃を展開し、少しずつ相手を押し込んでいった。

 流れを完全に掌握するきっかけが訪れたのが30分。魅せたのはともに東京Vジュニアユース育ちのMF8押川優希(3年)とFW10伊藤聡太(3年)だ。右サイドのスローインの流れから押川のパスをペナルティエリアの外で預かった伊藤が左足を一閃。鮮やかな弾道のミドルシュートをゴール左へ叩き込んでみせた。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東1部
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