岡山学芸館がファジアーノ岡山U-18との”クラスメイト対決”を制す!90+4分に劇的決勝弾

岡山学芸館vsファジアーノ岡山U-18(写真=寺田弘幸)

 ファジアーノ岡山U-18の選手たちは岡山学芸館]高校に通っているため、岡山学芸館のサッカー部員たちと同じ校舎で日々を過ごしている。

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 そんな両チームの特別な関係を、岡山学芸館で体育教員を務めてクラス担任もしている高原良明監督は「良い関係性」と話す。

 「僕が担任しているクラスにも、ファジの子もいればサッカー部の子もいますけど、切磋琢磨してやれている良い関係性です。やっぱり負けたくない相手なので、僕が何かを言わなくても本当にモチベーションが高くなる。全国的にもこういう関係でプリンスリーグのレベルでやっているチームはたぶんないと思いますし、本当に刺激し合ってやれています」

 5月14日、プリンスリーグ中国で対戦した両チームは、選手たちがライバル心をぶつけ合う好ゲームを繰り広げた。

 岡山U-18の副キャプテンを務めるMFの池田任泰は、今年のチームの強みをこう語る。

 「全員の気持ちがひとつになれば、すごい迫力のある良いチーム」。前半は岡山U-18が、その強みを存分に発揮した。

 立ち上がりから攻め込んだのは学芸館の方だったが、キャプテンのCB渡邊真宏やGKナジ・ウマルを中心に集中してゴールを守っていき、攻撃に出ていく時も全員でパワーをもって前へ出た。そして18分、池田がペナルティエリアすぐ外から左足でシュートを放ってゴールネットを揺らし、岡山U-18が先制点を奪取した。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 中国
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