愛媛FC U-18行友翔哉が圧巻の2ゴール1アシストで今治東中等教育学校を下す!

2得点1アシストの愛媛FC U-18MF7行友翔哉(写真=寺下友徳)

 今年は各節・各会場で有観客・無観客の判断を行っている高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 四国。有観客で開催された愛媛FC U‐18(以下、愛媛FC)と今治東中等教育学校(以下、今治東)とが対戦した第8節は7月2日、猛暑がようやく収まり始めた18時より愛媛FCアカデミーの拠点・愛フィールド梅津寺で開催された。

 昨年はプレミアリーグ参入決定戦において静岡学園に延長戦で惜敗。改めて2019年以来の最高峰リーグ復帰を目指し、ここまで6勝1分・勝ち点19で首位を走る愛媛FCのスタートフォーメーションは「4-1-4-1」。GKは昨年U‐17日本代表候補にも選出された1牧口一真。DFは右から2赤木陽翔、6占部天寿、キャプテンの4小野成夢、3土井嘉人。中盤はアンカーに8井上征哉を置き、その前に右から10伊井涼馬、14得居大真、今季トップチームでJ3・2得点の7行友翔哉、9大野幸平。ワントップは11原井川昇吾。北内耕成監督が「トレーニングの中で勝ち取った」と認める3年生が11名を占めた。

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 対して2勝3敗・勝ち点6で8位の今治東は、今月徳島県で開催されるインターハイ出場を決めた原動力ともなった「4-3-3」システム。GKが12井門泰誠(2年)、DFは右から8佐伯柊二(3年)、19小松相太(3年)、4加地誉志輝(3年)、2竹内海人(3年)。中盤はアンカーがキャプテンの6越智小次郎(3年)。その前に14薦田大翔(3年)と10髙橋周斗(3年)。3トップは右から17上田史詠(3年)、11大荒陽平(2年)、7今井澪斗(3年)となった。

 試合はミラーゲーム、かつ常に愛媛県U-18年代のトップを争うチーム同士の対戦らしく、ビルドアップの中にも緊張感あふれる時間帯が続いていく。その中で18分、愛媛FCは行友がゴールまで25メートルの位置からロングシュートを放つが、これはクロスバー直撃。今治東も31分、竹内のFKからヘディングシュートを放つもこれは愛媛FCのGK牧口がファインセーブ。両チームともゴールは生まれぬまま前半を折り返した。

 ハーフタイムを挟み、先に動いたのは愛媛FC・北内監督である。井上に代えて17川口蒼友(2年)を右のワイドに入れ、伊井をアンカーに移動。守備と配球の安定感を意図したこの交代策で流動性を高めた彼らは51分、歓喜の瞬間へつなげていく。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 四国
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