ゴールに喜ぶアビスパ福岡 U-18イレブン(写真＝森田将義)

　高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 九州は14日に第7節を実施。アビスパ福岡 U-18とサガン鳥栖U-18 2ndの一戦は、7番FW北浜流星の2ゴールで福岡U-18が勝利した。

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　昨季の対戦は鳥栖U-18 2ndが2戦2勝。「相手はセカンドなのでプライドとして負けられない」と北浜が口にした通り、この一戦にかける福岡U-18の意気込みは強かった。だが、序盤は高まる気持ちとは裏腹に、思い通りのアクションが起こせず、ペースは鳥栖に傾いた。その理由について、北浜はこう振り返る。「昨季2敗した相手だったので、自分たちはチャレンジャーとして移動網と思っていた。どれぐらい出来るか試そうというのを選手同士で話していたけど、相手をリスペクトし過ぎていた部分があり、入りが悪くなってしまった」。

　“良い守備から良い攻撃”を合言葉に高い位置でのプレッシャーで、福岡U-18のビルドアップを封じた鳥栖は奪ってから16番MF林奏太朗と19番MF先田颯成が3列目から攻撃のスイッチを入れるパスを配球した。前半3分には先田のサイドチェンジから、左を抜け出した8番MF木戸晴之輔がゴール前に低いクロスを入れると、26番FW山﨑遥稀がスライディングで合わせ、鳥栖U-18 2ndが先制に成功した。