佐野日大が劇的展開で日大藤沢を撃破!DF小竹翔馬が値千金の決勝弾

佐野日大のDF小竹翔馬が決勝ゴールを叩き込む

 令和4年度関東高校サッカー大会の1回戦が5月28日に行われ、佐野日大(栃木)と日大藤沢(神奈川)が対戦した。

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 立ち上がりにチャンスを掴んだのは日大藤沢だ。前半5分、右サイドから丁寧なパスワークで左サイドに展開し、そこからクロスを供給。ゴール前でFW19森重陽介(3年)がヘッドで合わせたものの、シュートは相手GKの好セーブに阻まれた。

 対する佐野日大は粘り強い守備で押し返し、セットプレーで相手ゴールに迫る。オフェンスでは最終局面で敵の守備網を攻略できなかったが、ディフェンスでは鋭いチェイシングで相手のミスを誘発するシーンが多々あった。

 さらに佐野日大は前半32分、敵陣でボールを奪い、ショートカウンターからFW10大久保昇真(3年)がドリブルを仕掛けてFKを獲得。このセットプレーはゴールにつながらなかったとはいえ、タイトなディフェンスをスムーズなアタックにつなげた良いシーンだった。

 日大藤沢も反撃。前半36分、最終ラインから攻撃を組み立て、相手の守備を崩しにかかり、森重が左サイドを抜け出す。絶好のエリアから折り返しのボールを中央に送ったが、惜しくも相手DFにクリアされた。

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▽令和4年度関東高校サッカー大会
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