この日2ゴールを奪った正智深谷DF岩崎佑槻

　後半に入ると先にチャンスを掴んだのは武蔵越生。ロングスローやCKなどセットプレーから正智深谷ゴール目まで迫るも得点は奪えず。

　後半6分、正智深谷は右サイドからのクロスに反応したFW佐藤がヘディングシュートを叩き込むも、これは武蔵越生GK関根拓郎の正面を突いてしまう。

　両チーム無得点のまま迎えた後半20分に試合は動く。正智深谷はFKのチャンスを掴むと、相手のクリアボールをDF岩崎佑槻がシュート。これがネットに突き刺さり正智深谷がついに先制点を奪う。

　なんとか追い付きたい武蔵越生も必死の反撃。後半38分にはゴール前やや右からFKを得ると、途中出場のMF今野達也が直接狙う。しかしボールは惜しくもポストを直撃し、得点には至らない。

　すると直後の後半39分、ペナルティエリア内で選手が倒され正智深谷がPKを獲得。これをDF岩崎が決めてリードを2点に広げると、間もなくして試合終了のホイッスルが吹かれる。

　正智深谷が2-0で武蔵越生を下し、決勝進出を決めるとともに、関東大会の出場権を獲得した。